後藤真希の弟後藤祐樹が刑務所生活暴露!所内ではイジメも!姉の噂にも言及
元モー娘・後藤真希(27)の実弟で、自身もタレント経験のある後藤祐樹(26)が、マスコミにその胸中を語っている。
「自分のせいで事務所を止める事になって、内心は複雑な気持ちだったかもしれないのに、それでも姉はオレに何も言わなかった…。感謝と、申し訳ない気持ちでいっぱいです」
かつて、ソニンと組んだ「EEJUMP」で人気を博したユウキが、姉であるゴマキへのわびを口にする。芸能人の犯罪史上で例のない「度重なる銅線泥棒」により川越少年刑務所に入れられ、昨年10月2日、仮釈放で出所したのだ。
07年10月20日、逮捕時のユウキは19歳だった。2人の子を持つ父親の社会不在に加え、夫人のおなかには3人目の子供もいた。仲間と共に繰り返した10件もの犯行は、あまりにも自覚に欠けた。
警察への出頭を決意した前日、ユウキは家族を前に罪を打ち明けた。父はユウキが幼い頃に男体山で転落死しており、母親と3人の姉に懺悔した。母と上の姉2人は激しい怒りを見せたが、最もダメージを受けるはずの真希だけは無言のままユウキを見つめていたという。
やがて留置場から少年刑務所へと送られ、覚悟した以上に厳しい毎日が待ち受ける。
「留置場ではやることがないから、一日中、悪い方にばかり考えてキツかったですね。そして刑務所に入ったら、一部の人のイジメが待っていました」
芸能人だったこともあり、目を着けられることも少なくない。作業中にカブトムシの幼虫が出てくると、これを無理やり口に入れさせられた。また、最後まで拒否して難は逃れたが、オナニーで放出した体液を乗せたごはんを食べさせられそうにもなった。
「一般社会ならイヤな人とは会わなければいいが、刑務所の中では24時間、逃げられない環境。ゴマをすったり、気持ちが休まるヒマがなかったですね」
わずかな楽しみは入所2年目から始めた英語の勉強で、のちに英検3級も取得した。夜にはテレビを観る時間もあり、姉の歌う姿や、かつて交際した市井紗耶香の結婚などを知った。妻子や母親が面会に訪れるのは喜びだったがゴマキもアイドルの身でありながら3回も来てくれた。
「面会時間は15分しかないので、僕が一方的に話していました。所内の体育祭の徒競走で1番になったとか、今はこういう勉強をしているよとか。マキちゃんはいつも、そんな報告を『すごいじゃん!』って喜んでくれました」
獄中で最も衝撃を受けたのは、母親が自宅の、しかもユウキの部屋から酔って転落死したこと。入所から3年目のことで、もちろん、葬儀に出ることはできない。本来なら長男である自分が喪主を務めるべきなのに、3人の姉に負担をかけたという点でも涙が止まらなかった。母親の死の翌年にはゴマキは芸能活動を休止し、そしてユウキは出所を迎える。一時は絶縁の危機もあったが、姉3人の待つ後藤家に住むことができた。
「帰ったその日は、真希ちゃんが鍋の用意をしてくれたんです。刑務所というのは独特のルールがありましたから、好きなものを好きな時間に食べられる…。そんなささやかなことがうれしく感じましたしね」
出所時にはゴマキが芸能活動を休止中だったため、「●V転身説」もささやかれた。これを弟としてはどう見ていたのか。
興味がないと突っぱねるユウキの前に、大金を提示して口説いてきたという。まだ仮釈放中の身で●V出演などはありえないが、きちんとした仕事を早く再開したいという。そのために最大のネックになるであろう「首に入れた魚の入れ墨」は、亡き母との約束もあってレーザー消去するつもりだ。
そして姉・後藤真希の「復帰」についても、「ゲームの企画でニコ生には出たみたいですが、周りでも気にしている人は多いので、またやる気になったらカムバックしてもいいと思います」後藤家の「第2章」が始まるのだろうか。[アサヒ芸能]
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